ピアス途中までしか入らない原因と対処法【安全な着け方を解説】

ピアス途中までしか入らない原因と対処法【安全な着け方を解説】

あなたは「ピアスを入れようとしたのに途中までしか入らない」と困ったことはありませんか?結論、ピアスが入らない原因は穴の縮小や角度のズレ、薄皮の形成などです。この記事を読むことでピアスを安全に通す方法や、塞がりかけのピアスホールを復活させるコツがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.ピアスが途中までしか入らない主な原因

1.ピアスが途中までしか入らない主な原因

ピアスホールが完全に安定していない

ピアスホールを開けてから間もない時期は、まだホールの内側が完全に安定していない状態です。

ファーストピアスからセカンドピアスへの移行期間は、特にトラブルが起こりやすいタイミングといえます。

一般的に耳たぶのピアスホールが安定するまでには3ヶ月から半年程度の期間が必要とされており、軟骨ピアスの場合はさらに長く半年から2年程度かかることもあります。

安定していないホールは皮膚が薄く傷つきやすいため、ピアスを入れる際に出口が見つからなかったり、途中で引っかかったりすることがあります。

痛みや違和感を感じる場合は、まだホールが完全に安定していない証拠です。

焦らずにファーストピアスを着けたまま、もう少し期間を置いてから付け替えるようにしましょう。

長期間ピアスを外していて穴が縮んでいる

ピアスホールは傷跡と同じ扱いのため、体の自然治癒力が働いて穴を塞ごうとします。

長期間ピアスを外したままにしていると、ピアスホールが縮小してしまい、以前のサイズのピアスが入らなくなることがあります。

安定しているピアスホールでも、体質によっては数時間から数日で縮み始めることもあるため注意が必要です。

特に開けてから1年未満のピアスホールは塞がりやすく、外して数日から2週間ほどでピアスが入らなくなるケースも少なくありません。

完全に塞がっていなくても、穴が縮んでいるだけの状態であれば、適切な方法で復活させることが可能です。

ピアスホールの表面に薄皮が張っている

ピアスを長時間外していると、ピアスホールの入口や出口に薄い皮膚が形成されることがあります。

この薄皮は目に見えにくいものの、ピアスが通るのを阻む大きな要因となります。

薄皮ができる期間は個人差が大きく、数時間で形成される人もいれば、数日かかる人もいます。

完全に穴が塞がったわけではないため、無理に突き破ろうとせず優しく対処することが重要です。

薄皮が張っているだけであれば、後述する方法で比較的簡単にピアスを通すことができます。

挿入角度がずれて出口が見つからない

ピアスホールの前側と後ろ側の位置がズレていると、真っすぐに挿入できず出口が見つからないことがあります。

特にセカンドピアスへの付け替え時期は、まだホールの形が不安定なため、角度のズレが起こりやすいタイミングです。

鏡を見ながら自分で挿入する際、思っている以上に角度がずれていることもよくあります。

ピアスのシャフトが長すぎる場合も、斜めに入りやすくなり出口を見つけにくくなる原因となります。

正しい角度で挿入するためには、耳たぶの後ろ側から出口を指で固定して、ピアスホールを真っすぐに保つことが効果的です。

2.ピアスを安全に通すための正しい手順

2.ピアスを安全に通すための正しい手順

手を清潔に洗ってピアスホールをマッサージする

ピアスを挿入する前に、必ず石鹸で手をしっかりと洗い、清潔な状態にしましょう。

汚れた手でピアスホールを触ると、感染症などのトラブルの原因となるため注意が必要です。

手を洗った後は、濡れた指でピアスホールの周りを優しくマッサージしてください。

10秒から20秒程度、耳たぶを軽く引っ張りながらマッサージすることで、ピアスホールが開きやすくなります。

指についた水分がホールに入ることで、ピアスの通りを良くする効果も期待できます。

強く揉みすぎるとホールを傷つけてしまうため、優しい力加減で行うことが大切です。

軟膏やワセリンで滑りを良くする方法

ピアスの滑りを良くするために、市販の軟膏やワセリンを使用するのが効果的です。

ピアスの軸とピアスホールの両方に薄く塗ることで、摩擦が減りスムーズに挿入できるようになります。

おすすめは抗生物質入りのドルマイシン軟膏で、ピアスホールが膿んだ時などのトラブル時にも使えるため便利です。

ワセリンを使用する場合は、米粒ほどの少量で十分です。

塗りすぎるとかえって滑りすぎて挿入しにくくなるため、適量を守りましょう。

ただし、体質に合わない場合は使用を控え、ベビーオイルやシアバターなど他の選択肢を試してみてください。

鏡を見ながら耳たぶを軽く引っ張って挿入する

鏡を正面に見ながら、椅子に座って姿勢を真っすぐに保つことが基本です。

姿勢が悪いと角度がずれやすくなり、ピアスが入りにくく感じてしまいます。

耳たぶを軽く引っ張るとピアスホールが開き、ピアスが通りやすくなります

ピアスは耳たぶに対して垂直に保ち、力をかけすぎずにそっと差し込むようにしましょう。

途中で引っかかりを感じたら、無理に押し込まずに一度止めて、角度を調整してください。

焦らず落ち着いて行うことで、痛みや出血を防ぐことができます。

後ろ側から指で出口を固定するテクニック

耳の後ろ側から穴の出口に指を当てて固定しておくと、ピアスを真っすぐ入れやすくなります。

人差し指と中指で耳たぶの後ろ側の出口部分を優しく挟むように固定するのがコツです。

この方法により、ピアスホールの前側と後ろ側の位置のズレを防ぐことができます。

ピアスの先端が出口に当たる感覚を指で感じ取りながら、慎重に挿入していきましょう。

指先でつつくくらいの軽い力でピアスが進む箇所を探し、正しい通り道を見つけることが重要です。

無理やり押すのではなく、軽い力で少しずつ進めていくことで、トラブルを避けられます。

細いピアスやストレートバーベルを使うコツ

塞がりかけのピアスホールには、軸が細くて先端が丸いピアスを選ぶのが最適です。

一般的な16G(約1.2mm)のピアスが入らない場合は、18G(約1.0mm)や20G(約0.8mm)の細いものを試してみましょう。

太い軸や先端が平坦なピアスは、痛みや出血の原因となりやすいため避けてください。

素材は金属アレルギー対応のチタンやサージカルステンレスなど、肌に優しいものがおすすめです。

ストレートバーベルは形状がシンプルで挿入しやすく、ファーストピアスやセカンドピアスに適しています。

細いピアスで一度通した後は、徐々に太いサイズに戻していくことで、ピアスホールを元のサイズに復活させることができます。

3.塞がりかけのピアスホールを復活させる方法

3.塞がりかけのピアスホールを復活させる方法

前側から入らない時は後ろ側から試す

前側からピアスを入れても通らない場合は、後ろ側から入れてみると意外とすんなり入ることがあります。

長期間外したままにしていると、穴の表面に薄皮が作られますが、穴の片側だけにしか張っていない場合もあるためです。

いつも前側からシャフトを入れている方は、一度後ろ側から差し込んでみてください。

貫通しなくてもいいので、裏側からピアスを少し入れたら一度抜き、改めて表側から入れてみると通りやすくなります。

ラブレットスタッドなど後ろ側から入れにくいタイプの場合は、まず前からストレートバーベルを通し、その先端をガイドにして後ろから挿し込む方法を試してみましょう。

お風呂上がりに挿入すると通りやすい理由

お風呂上がりは皮膚が柔らかくなっているため、ピアスが通りやすくなります

温まった皮膚は薄皮も柔らかくなり、引っかかる原因となる膜が破れやすい状態です。

入浴によってピアスホール周辺の血行も良くなるため、挿入時の痛みも感じにくくなる効果があります。

お風呂上がりに耳たぶを軽く引っ張り、ピアスを優しく回しながら入れるとさらに通りやすくなるでしょう。

ただし、お風呂上がりでも無理は禁物です。

痛みが出るようであれば、すぐに中止して他の方法を試してください。

ピアスを優しく回しながら通す効果

ピアスを入れて優しく回しながら挿入すると、回転の刺激で通りやすくなります

回すことで、わずかなズレを調整しながら正しい通り道を見つけることができます。

ただし、激しく回しすぎると貫通したときにピアスホールを傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。

ゆっくりと少しずつ回す程度にとどめ、無理な力を加えないようにしましょう。

回しながら挿入する際も、前述した軟膏やワセリンを併用することで、より安全にピアスを通すことができます。

病院やピアススタジオで復活処置を受ける選択肢

自分でどうしてもピアスが通らない場合は、専門の医療機関やピアススタジオに相談することをおすすめします。

皮膚科や美容クリニックでは、塞がりかけのピアスホールの状態を診断し、適切な処置を受けることができます。

ピアス専門のスタジオには、塞がったピアスホールを復活させるサービスを提供しているところもあります。

専門家による処置であれば、感染や炎症のリスクを最小限に抑えながら、安全にピアスホールを復活させることが可能です。

特に痛みや出血、化膿などの症状がある場合は、自己判断で処置せず必ず医療機関を受診しましょう。

早めに適切な処置を受けることで、ピアスホールが完全に塞がる前に対処できる可能性が高まります。

4.ピアスを入れる時にやってはいけないNG行為

安全ピンや針金など専用器具以外を使用する危険性

ピアスホールには専用器具以外を絶対に入れないでください

安全ピンや針金、爪楊枝などでピアスホールを広げようとする行為は非常に危険です。

これらの器具は、例え消毒をしたとしても衛生的に安全とは言えず、感染症や炎症を引き起こす原因となります。

異物が耳の中に残って炎症を悪化させたり、余計な傷をつけてしまったりするリスクもあります。

中には無理やり開けて炎症を起こし、手術が必要になったケースも報告されています。

ピアスを開ける道具以外をピアスホールに刺す行為は、絶対に避けましょう。

無理やり押し込んで出血させるリスク

ピアスホールが狭くなっていたり薄皮ができている状態で、無理やり押し込むのは危険です。

皮膚を突き破って流血や痛みを感じるだけでなく、炎症や化膿の原因となります。

一度傷つけてしまうと、ピアスホールの治癒が遅れ、さらに長い期間が必要になってしまいます。

最悪の場合、ピアスホールが完全に塞がってしまい、開け直しが必要になることもあります。

少しでも抵抗を感じたら無理をせず、前述した軟膏を使う方法やマッサージなど、他のアプローチを試してください。

焦る気持ちは分かりますが、冷静さを欠くと判断力も落ちるため、落ち着いて対処することが大切です。

痛みや違和感を我慢して続ける問題

ピアスを入れようとして痛みや違和感を感じたら、すぐに中断してください。

痛みは体からの警告サインであり、無理に続けるとピアスホールを傷つける可能性が高くなります。

出血したり、ジンジンとした痛みが続く場合は、まだピアスホールが安定していないか、間違った方法で挿入している証拠です。

少しでも危険だと思ったら手を止めて、違和感があったら皮膚科や形成外科を受診しましょう。

早めに処置してもらうことで悪化を防ぎ、ピアスホールを守ることができます。

我慢して無理に続けるよりも、一度止めて状態を確認し、適切な方法を選び直すことが重要です。

まとめ

この記事では、ピアスが途中までしか入らない原因と安全な対処法について解説しました。以下、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • ピアスが入らない主な原因は、ホールの不安定、穴の縮小、薄皮の形成、挿入角度のズレである
  • 手を清潔に洗い、マッサージをしてからピアスを挿入することが基本である
  • 軟膏やワセリンを使用すると、ピアスの滑りが良くなり通しやすくなる
  • 耳たぶを引っ張りながら鏡を見て、真っすぐに挿入することが重要である
  • 後ろ側から出口を指で固定すると、ピアスホールのズレを防げる
  • 細いピアスや先端が丸いタイプを選ぶと、塞がりかけのホールにも入れやすい
  • 前側から入らない時は後ろ側から試すと、意外と通ることがある
  • お風呂上がりは皮膚が柔らかく、ピアスが通りやすいタイミングである
  • 安全ピンや針金などの専用器具以外を使用するのは絶対に避けるべきである
  • 痛みや違和感を感じたら無理をせず、すぐに中断することが大切である

ピアスホールを大切に育てるには、焦らず適切な方法で対処することが何より重要です。

この記事で紹介した方法を試しても改善しない場合は、専門家に相談することをおすすめします。

あなたのピアスライフが快適で楽しいものになりますように。

関連サイト

日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/

Comments

No comments yet. Why don’t you start the discussion?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です