飛行機にヘアオイルは持ち込める?機内持ち込みルールと液体制限を完全解説
旅行前に「ヘアオイルって飛行機に持ち込めるの?」と不安になったことはありませんか?
結論、ヘアオイルは条件を満たせば機内持ち込みが可能です。
この記事を読むことで、液体制限のルールから賢い持ち運び方まで、すべてがわかりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1. 飛行機へのヘアオイル持ち込みルールの基本

国際ルールと日本の航空会社の規定
飛行機への液体物の持ち込みルールは、国際民間航空機関(ICAO)が定めた国際基準に基づいています。
日本においても、国土交通省航空局がこの基準に準じた規定を設けており、JALやANAをはじめとする国内外のすべての航空会社が共通して適用しています。
そのため、「航空会社によってルールが違う」ということは基本的にありません。
ただし、国によっては独自の追加規制を設けているケースもあるため、国際線を利用する際は渡航先の規制も事前に確認しておくと安心です。
液体物100ml制限とは何か
航空機への機内持ち込みにおける液体物のルールとして最も重要なのが、「1容器あたり100ml(100g)以下」という制限です。
これは2006年に発覚したイギリスでの液体爆弾テロ未遂事件を受けて、世界的に導入されたセキュリティ対策です。
具体的には以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 1つの容器の容量が100ml以下であること
- すべての液体物を1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れること
- 袋は1人につき1袋まで
購入時の容器が200mlでも、中身が半分しか入っていない場合はNGです。あくまで「容器の容量」が基準となる点に注意しましょう。
ヘアオイルが「液体」に該当する理由
「ヘアオイルはオイルだから液体じゃないのでは?」と思う方もいますが、航空保安上の「液体物」の定義は非常に広く設定されています。
液体・ジェル・クリーム・ペースト・エアゾール・スプレーなど、流動性のあるものはすべて「液体物」として扱われます。
ヘアオイルはとろみのある液体であるため、明確に液体物に分類されます。
ヘアワックスやヘアバームなど固形に近いものも、指で押してやわらかく変形するものはジェル・クリーム扱いとなり、同様に液体物のルールが適用されます。
機内持ち込みと受託手荷物(預け荷物)の違い
旅行かばんを航空会社に預ける「受託手荷物(預け荷物)」と、自分で機内に持ち込む「機内持ち込み手荷物」では、ヘアオイルの扱いが大きく異なります。
| 区分 | ルールの有無 | 容量制限 |
|---|---|---|
| 機内持ち込み | あり | 1容器100ml以下・透明袋に収納 |
| 受託手荷物 | 基本なし | 通常制限なし(可燃性は要確認) |
大きいボトルのヘアオイルを持って行きたい場合は、預け荷物に入れるのが最もシンプルな解決策です。
機内持ち込みにこだわる必要がなければ、スーツケースに入れて預けましょう。
2. ヘアオイルを機内に持ち込む際の具体的な条件

容量100ml以下・ジッパー付き袋のルール
ヘアオイルを機内に持ち込む際の最低条件は、容器の表示容量が100ml以下であることです。
市販のヘアオイルには、50ml・80ml・100mlなどの小容量タイプも多く販売されているため、これらは条件を満たせば持ち込み可能です。
また、持ち込む液体物は縦横合計40cm程度、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめて入れる必要があります。
セキュリティチェックの際に袋ごと取り出して検査を受けるため、スムーズに取り出せるよう手荷物の上部や取り出しやすい場所に入れておくことをおすすめします。
袋のサイズと1人1袋のルール
ジッパー付き袋は1人につき1袋が原則です。
市販のジップロックなどの透明保存袋が使いやすく、コンビニや100円ショップでも購入できます。
袋のサイズは概ね縦20cm×横20cm程度が目安ですが、1リットル以下の容量であれば多少サイズが異なっても問題ありません。
ポイントは以下の通りです。
- ジッパーがきちんと閉まること
- 透明であること(半透明でも可の場合が多い)
- 1袋に収まる量のみ持ち込むこと
袋に入りきらない量の液体物は、余分なものをあらかじめ預け荷物に移しておくか、現地調達に切り替えましょう。
複数のヘアオイルを持ち込む場合の注意点
シャンプー・コンディショナー・化粧水・日焼け止めなど、ヘアオイル以外にも液体物を持ち込む場合は注意が必要です。
すべての液体物を合わせて1袋に収める必要があるため、持ち込める総量は限られます。
例えば100mlのヘアオイル1本+100mlのシャンプー1本+50mlの化粧水1本で合計250mlとなり、袋の容量1リットル以内には収まりますが、袋のスペースも考慮する必要があります。
荷造りの段階で液体物をすべてリストアップし、持ち込むものと預けるものを事前に仕分けしておくと、空港での慌てを防ぐことができます。
スプレータイプ・ポンプタイプ別の判断基準
ヘアオイルにはさまざまな容器タイプがありますが、いずれも液体物のルールが適用されます。
| タイプ | 判断基準 | 注意点 |
|---|---|---|
| スプレータイプ | 液体物として扱われる | エアゾール缶は可燃性に注意 |
| ポンプタイプ | 液体物として扱われる | 容器容量で判断 |
| 滴下タイプ | 液体物として扱われる | 漏れ防止の対策を |
| 固形・スティックタイプ | 液体物に該当しない場合も | 形状による |
エアゾール(加圧式スプレー缶)タイプのヘアオイルは、可燃性がある場合に預け荷物でも制限がかかることがあります。後述の「受託手荷物の注意点」も合わせて確認しましょう。
3. 受託手荷物(預け荷物)にヘアオイルを入れる場合のポイント

預け荷物に入れるときの容量・本数の上限
通常のヘアオイル(非危険物)であれば、受託手荷物に入れる場合は容量・本数ともに特に制限はありません。
100ml以上の大容量ボトルも問題なく預けることができます。
ただし、エアゾール(スプレー缶)タイプのヘアオイルなど、可燃性のある製品については別途制限が設けられています。
一般的に、個人が使用する化粧品類のエアゾールは1容器500ml以下・合計2kgまたは2リットル以内であれば預け荷物に入れることができます(航空会社によって異なるため、事前確認を推奨)。
液漏れを防ぐ梱包方法
預け荷物の中でヘアオイルが液漏れすると、衣類や他の荷物を汚してしまうことがあります。
気圧の変化によって容器内の空気が膨張し、キャップが緩んで液漏れするケースが旅行者の間でよく報告されています。
液漏れを防ぐための対策として、以下の方法が効果的です。
- キャップをテープで留める(マスキングテープやガムテープ)
- ラップでキャップ部分を包んでからキャップをする
- ジップロックなどの密封袋に入れてからスーツケースに入れる
- 縦置きにして衣類で周囲を囲む
特にポンプタイプは、ポンプ部分を下に向けてテープで固定しておくと安心です。
可燃性・引火性がある製品の扱いに注意
ヘアオイルの中には、アルコールを多く含むものや、エアゾール缶タイプのものがあり、これらは可燃性・引火性を持つ危険物として分類される場合があります。
航空法に基づく危険物輸送規制では、引火点が60℃以下の液体は「引火性液体」として取り扱いに制限が設けられます。
一般的なヘアオイルの多くは植物油ベースで引火点が高く、問題になることはほぼありませんが、アルコール濃度が高い製品やエアゾールタイプは事前にメーカーに確認するか、持ち込みを避けたほうが安全です。
4. 旅行シーン別・ヘアオイルの賢い持ち込み方【実践的アドバイス】

国内旅行と海外旅行での使い分け方
国内旅行と海外旅行では、ヘアオイルの持ち込み戦略が変わってきます。
国内旅行(1〜3泊程度)の場合は、100ml以下の小瓶に小分けして機内持ち込みにするか、そのままスーツケースに入れて預けるのが手軽です。
海外旅行(長期滞在)の場合は、以下の選択肢を検討してみましょう。
- 出発時は100ml以下のものを機内持ち込みし、現地で大容量を購入する
- 使い切りサイズ(旅行用ミニサイズ)をまとめて持っていく
- 大容量ボトルはスーツケースに入れて預け荷物にする
現地のドラッグストアやスーパーで購入できる国・地域では、あえて現地調達という選択肢も有力です。荷物を減らせる上に、現地ブランドのヘアオイルを試すという旅の楽しみも生まれます。
機内持ち込み用の小分けボトル活用術
旅行のたびに新しいヘアオイルを買うのはもったいない、でも大きいボトルは持ち込めない…そんなときに活躍するのが小分けボトル(詰め替えボトル)です。
100円ショップやドラッグストアで購入できる50〜100mlの遮光小瓶や旅行用ボトルセットに、普段使いのヘアオイルを移し替えるだけで機内持ち込みが可能になります。
選ぶ際のポイントは次の通りです。
- 容量が100ml以下の表示があるものを選ぶ
- キャップやポンプがしっかり閉まるものを選ぶ
- 素材は遮光性のある容器が成分劣化を防ぎやすい
- 中身がわかるようラベルを貼っておく(検査官に内容物を確認されたとき安心)
なお、詰め替えた容器には必ず容量(ml)を確認できるようにしておくと、セキュリティチェック時にスムーズです。
現地調達が向いているケースとおすすめ商品
以下のような場合は、現地調達が最も合理的な選択肢となります。
- 1週間以上の長期旅行で、100mlでは足りない場合
- 乾燥が激しい地域・季節に旅行し、いつもより多くヘアオイルを使いそうな場合
- 荷物をできるだけ機内持ち込みのみにまとめたい場合
特にハワイ・韓国・タイ・ヨーロッパ主要都市などは、ドラッグストアや量販店でさまざまなヘアオイルが手に入ります。
韓国ではLANEIGEやMORETON、タイではパラシュートなどのコスパ良好なヘアオイルが現地価格で購入でき、旅行のお土産にもなります。
ただし、購入した商品を帰国時に機内持ち込みにする場合は100mlルールに注意しましょう。大きいサイズを購入した場合は預け荷物に入れるか、免税店での購入なら免税品袋に入れたまま持ち込む方法もあります。
旅行先でのヘアケアを失敗しないための持ち物チェックリスト
旅行前に以下のチェックリストで確認しておくと安心です。
- ヘアオイルの容器の表示容量が100ml以下か確認した
- 小分けする場合は詰め替えボトルの容量を確認した
- ジッパー付き透明袋を用意した
- 袋に液体物をすべてまとめて入れた(化粧水・日焼け止め等も含む)
- 袋がジッパーできちんと閉まることを確認した
- 預け荷物のヘアオイルは液漏れ対策(テープ・ジップロック)をした
- エアゾールタイプの場合は航空会社の規定を確認した
- セキュリティチェックで袋をすぐ取り出せる場所に入れた
このチェックリストを活用することで、空港での「持ち込めない!」という慌ただしい事態を防ぐことができます。
まとめ
- ヘアオイルは液体物として分類されるため、機内持ち込みには100mlルールが適用される
- 機内持ち込みは1容器100ml以下・ジッパー付き透明袋1袋にまとめることが条件
- 袋は1人1袋・1リットル以下が原則
- ヘアオイル以外の液体物もすべて同じ袋にまとめる必要がある
- 大容量ボトルは預け荷物(スーツケース)に入れるのが最もシンプル
- 預け荷物の場合は液漏れ対策(テープやジップロック)を忘れずに
- エアゾール・スプレータイプは可燃性の確認が必要
- 長期旅行や大量使用が見込まれる場合は現地調達も有力な選択肢
- 旅行前に持ち物チェックリストで確認しておくと安心
旅行の準備はワクワクするものですが、液体物のルールを事前に把握しておくことで、空港でのトラブルをゼロにすることができます。
正しい知識を持って、快適な空の旅を楽しんでください!
関連サイト
国土交通省 航空局 – 機内への液体物の持込制限について:https://www.mlit.go.jp/koku/15_hf_000006.html
