厚塗りに向いてる人の特徴7選|あなたのタイプで上達が変わる!
「自分は厚塗りに向いてるのかな?」と悩んでいませんか?結論、厚塗りには向き不向きがあり、自分のタイプを知ることで上達スピードが大きく変わります。この記事を読むことで、厚塗りに向いてる人の特徴と、自分が当てはまるかどうかがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.厚塗りに向いてる人の特徴とは?
厚塗りとは、絵の具を何層にも重ねて描くスタイルで、デジタルイラストでも広く取り入れられている技法です。
美しい完成品を見ると誰でも憧れますが、実は厚塗りはすべての人に向いているわけではありません。
向いているタイプの人が取り組むと驚くほどスムーズに上達しますが、逆に向いていないタイプの人が無理に挑戦すると、なかなか結果が出ずに挫折してしまうこともあります。
まずは厚塗りに向いている人の代表的な特徴を見ていきましょう。
忍耐力があり、じっくり作業できる人
厚塗りは1枚の絵を完成させるまでに非常に多くの工程が必要な技法です。
ベースの色を置いて、明暗をつけて、ハイライトを入れて、さらに質感を加えて…と、一つひとつの作業を丁寧に積み重ねていく必要があります。
じっくりと腰を据えて作業できる人は、この積み重ねの工程を苦にしないため、厚塗りに非常に向いていると言えます。
逆に「早く完成させたい」という気持ちが強い人は、途中で焦りを感じてしまいやすいので注意が必要です。
- 1枚の絵に数時間〜数十時間かけることができる
- 同じ部分を何度も塗り直すことを楽しめる
- 「もう少し良くなるはず」と思いながら作業を続けられる
上記のような感覚を持っている人は、厚塗りに向いている可能性が高いです。
立体感や質感の表現にこだわりがある人
厚塗りの最大の魅力は、リアルな立体感と質感の再現にあります。
肌の凹凸、布のしわ、金属の光沢、髪の毛の透け感など、現実に存在するような質感を絵の中で表現できるのが厚塗りの真骨頂です。
「もっとリアルな肌を描きたい」「金属っぽい光沢を出したい」という欲求がある人は、厚塗りの練習が楽しくなりやすいです。
こだわりが強いほど研究熱心になり、自然と技術が磨かれていきます。
質感へのこだわりがある人は、参考資料を集めたり、実物をよく観察したりする習慣を持っているケースが多く、それが厚塗り上達の大きな原動力になります。
色の重ね方・混色が好きな人
厚塗りでは、複数の色を重ねながら色味を作っていく「混色」の感覚が非常に重要です。
アナログの油絵のように、キャンバス上で色を混ぜながら理想の色を作っていく過程を楽しめる人は、デジタルの厚塗りでも同様の感覚で描けます。
「この色とこの色を重ねたらどうなるだろう?」という実験的な思考が好きな人は、厚塗りの色作りをゲーム感覚で楽しめます。
特にデジタルイラストでは、レイヤーの描画モード(乗算・スクリーン・オーバーレイなど)を活用することで、アナログでは難しい色の表現も可能になります。
色への興味が強い人ほど、厚塗りの色彩表現の幅が広がっていきます。
完成度を高めるために修正を繰り返せる人
「完成は存在しない。あるのは放棄だけだ」という言葉があるほど、絵の完成度を上げることに終わりはありません。
厚塗りは特に、何度も修正・加筆を重ねることで作品の質が上がる技法です。
一度塗った部分を上から塗り直したり、全体のバランスを見ながら微調整を繰り返したりすることを苦にしない人は、厚塗りに非常に向いています。
「もう一息でもっと良くなる」という向上心と、「ここを直そう」という客観的な視点を持ち続けられることが、厚塗り上達のカギです。
2.厚塗りに向いていない人の特徴と対策

向いている人の特徴を見てきましたが、逆に向いていないタイプも正直にお伝えします。
「向いていないかも」と感じた場合でも、対策を知ることで厚塗りに近づける方法があります。
スピード重視でサクサク描きたい人
「短時間でたくさんの絵を描きたい」「スケッチや落書きが好き」という人は、厚塗りの工程の多さにストレスを感じる場合があります。
厚塗りは1枚に長い時間をかける技法なので、量産型の描き方とは相性が悪い面があります。
対策としては、厚塗りをメインにするのではなく「特別な1枚だけ厚塗りで仕上げる」という使い分けが有効です。
また、厚塗りの中でも比較的シンプルな「ゆるめの厚塗り」スタイルから始めると、負担を減らしながら技術を習得できます。
線画を活かしたい・線画が得意な人
きれいな線画を描くのが得意で、線画を活かしたアニメ塗りやセル塗りが好きな人は、厚塗りに挑戦すると「線が消えてしまう」ことへの違和感を覚えやすいです。
厚塗りは基本的に線画をほぼ見えなくする方向で仕上げるため、線への愛着が強い人には不向きな場合があります。
対策としては、線画をある程度残す「半厚塗り」スタイルを試してみましょう。
線画の上から厚塗りを重ねつつ、線が透けて見える程度に調整することで、両方の良さを活かした独自のスタイルを作れます。
向いていないと感じたときに試してほしいこと
向いていないと感じても、すぐに諦める必要はありません。
以下の方法を試すことで、苦手意識を減らしながら厚塗りの技術を身につけることができます。
- 模写から始める:好きな厚塗り絵師の作品を模写することで、色の置き方の感覚をつかむ
- 時間制限を設ける:「30分だけ厚塗りを練習する」と決めることで負担を軽減する
- 簡単なモチーフから練習する:りんごや球体など、シンプルな形から始めて立体感の出し方を学ぶ
- 他の人の制作過程を見る:YouTubeやクリップスタジオのタイムラプスを見て工程を理解する
3.厚塗りが上達しやすい人の共通点【具体例あり】

「向いてる人の特徴はわかったけど、実際にどんな人が上達しているの?」という疑問にお答えします。
ここでは、厚塗りで実際に上達した人たちに共通して見られる背景や習慣を具体的に紹介します。
油絵・アクリル画などアナログ経験がある人
アナログ絵画、特に油絵やアクリル画の経験がある人は、デジタルの厚塗りへの移行がスムーズです。
理由は、アナログの厚塗りとデジタルの厚塗りで求められる感覚が非常に似ているからです。
- 色の重ね方(下の色を活かしながら上に重ねる)
- 明暗のつけ方(光源を意識した陰影の作り方)
- 質感の出し方(筆跡を活かした表現など)
これらの感覚はアナログで自然と身につくため、デジタルに移行した際にも直感的に応用できます。
アナログ経験がない人でも、この記事を参考にアナログ画材で少し練習してみると、デジタル厚塗りの理解が深まります。
3Dや立体造形に興味がある人
3DCGや立体造形(フィギュア制作・粘土造形など)に興味がある人は、立体を2Dで表現する感覚を自然と持っていることが多いです。
厚塗りは「平面の上に立体を描き起こす」作業であるため、立体的な思考が得意な人は圧倒的に上達が速いです。
3DCGソフト(BlenderやZBrushなど)を触ったことがある人は、光の当たり方や陰影の仕組みをすでに理解していることが多く、それが厚塗りにそのまま活きます。
3Dモデルをトレース・模写する練習も、厚塗りの立体感習得に非常に効果的です。
参考にする絵師・作品の傾向でわかる向き不向き
「好きな絵師さんの作品が厚塗り系かどうか」で、自分の向き不向きがわかることがあります。
普段からSNSや投稿サイトで厚塗りの作品をよく見て「好きだな」と感じている人は、無意識に厚塗りの良さを理解しているため、自分でも取り組みやすい傾向があります。
| 好きなスタイル | 向いている技法 |
|---|---|
| リアル系・写実系のイラスト | 厚塗り |
| アニメ調・セル画風のイラスト | アニメ塗り・セル塗り |
| 水彩風・透明感のあるイラスト | 水彩塗り・薄塗り |
| モノクロ・スケッチ風 | ラフ・線画重視 |
自分が普段「きれい」「好き」と感じる絵のスタイルが、自分に向いている塗り方の大きなヒントになります。
実際に厚塗りで伸びた人に見られる練習パターン
厚塗りで着実に上達した人に共通して見られる練習パターンを紹介します。
- 毎日短時間でも描き続ける:1日15〜30分でも継続することで確実に技術が積み上がる
- 1枚を丁寧に仕上げる練習と、量をこなす練習を交互に行う
- 完成作品を定期的に見返す:3ヶ月前・半年前の絵と比較することで成長を実感できる
- 他者のフィードバックをもらう:SNSへの投稿やコミュニティへの参加で客観的な意見を得る
特に「1枚を丁寧に仕上げる練習」は厚塗り上達に直結します。
量よりも質を意識した練習が、厚塗り特有の技術向上に効果的です。
4.自分が厚塗りに向いてるか確認する方法

ここまで読んで「自分は向いてるのかな?」と思った方のために、実際に確認できる方法をまとめました。
厚塗りに向いてるか診断できるチェックリスト
以下のチェックリストで、当てはまる項目の数を数えてみてください。
- [ ] 1枚の絵に1時間以上かけることができる
- [ ] 完成度が低いと感じたら、何度でも修正できる
- [ ] リアルな質感(肌・布・金属など)の表現に興味がある
- [ ] 色を重ねることや混色に楽しさを感じる
- [ ] 好きな絵師の作品が厚塗り系・写実系が多い
- [ ] 油絵・アクリル画・3DCGなどの経験がある
- [ ] 「なぜこの絵はリアルに見えるのか」と研究したことがある
判定の目安
| 当てはまった数 | 判定 |
|---|---|
| 5〜7個 | 厚塗りに非常に向いています!すぐに始めましょう |
| 3〜4個 | 向いている可能性が高いです。一度試してみる価値あり |
| 1〜2個 | 少し向いていない面もあるかも。ただし挑戦する価値はあります |
| 0個 | 他の塗り方を先に試してから、厚塗りにチャレンジするのがおすすめ |
まず試してほしい厚塗り練習の始め方
「向いてるかも!」と思ったら、まず以下の手順で厚塗りを体験してみましょう。
STEP 1:好きな厚塗り絵師を1人決める
自分が「この絵みたいに描きたい」と思う厚塗り絵師を1人決めます。
目標とする作品のイメージを持つことで、練習の方向性が定まります。
STEP 2:球体を厚塗りで描く練習をする
いきなりキャラクターを描こうとすると挫折しやすいです。
まず球体1つを厚塗りでリアルに描く練習から始めましょう。
光源・陰影・反射光・投影の4要素を意識するだけで、驚くほど立体的な球体が描けるようになります。
STEP 3:好きな絵師の作品を模写する
球体が描けるようになったら、目標の絵師の作品を模写してみましょう。
模写は技術を盗む最短ルートです。
色の選び方、筆のタッチ、陰影の入れ方などを自分の手で再現することで、感覚として身につきます。
向いてると気づいたあとの効率的な上達ステップ
「自分は厚塗りに向いている!」と気づいたあとは、以下のステップで効率よく上達できます。
初心者期(始めて〜3ヶ月)
- 球体・立方体・円柱など基本形体の厚塗り練習
- 好きな作品の模写を週1枚のペースで実施
- 光源と陰影の基礎知識を学ぶ
中級者期(3〜6ヶ月)
- キャラクターの顔・肌の厚塗りに挑戦
- 布・金属・髪など素材ごとの質感表現を学ぶ
- オリジナル作品を月1枚仕上げる
上級者期(6ヶ月〜)
- フル作品(背景込み)を厚塗りで仕上げる
- 自分独自のスタイルを模索する
- SNSへの発信でフィードバックをもらいながら改善を続ける
焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいくことが、厚塗り上達の一番の近道です。
まとめ
- 厚塗りに向いてる人の特徴は「忍耐力がある」「立体感へのこだわりがある」「混色が好き」「修正を繰り返せる」こと
- 厚塗りに向いていない人でも、スタイルを工夫することで取り組める
- アナログ絵画(油絵・アクリル)や3DCGの経験がある人は特に上達しやすい
- 好きな絵師のスタイルが写実系・厚塗り系なら、自分も向いている可能性が高い
- チェックリストで5個以上当てはまる人は厚塗りに非常に向いている
- 最初は球体の練習・好きな作品の模写から始めるのが最短ルート
- 上達には「1枚を丁寧に仕上げる練習」と「継続」が最も重要
- 向いていないと感じても、半厚塗りなどのアレンジスタイルで突破口が見つかる
厚塗りは難しそうに見えますが、自分のタイプを知って正しい方法で練習すれば、必ず上達できます。
「向いてるかも」と感じたなら、それがあなたの才能の入口です。
今日からぜひ1枚、球体の厚塗りを描いてみてください。きっと新しい世界が広がりますよ!
関連サイト
CLIP STUDIO PAINT 公式サイト

