あなたは「身長を測りたいけど、どこで無料で測れるのかわからない」と悩んだことはありませんか?結論、身長を無料で測れる場所は病院、薬局、公共施設など意外とたくさんあります。この記事を読むことで無料で身長測定ができるスポットや正確に測るコツがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.身長を無料で測定できる場所一覧
病院・クリニックでの身長測定
病院やクリニックは最も確実に身長測定ができる場所です。
診察を受ける際には必ずと言っていいほど身長・体重測定が行われます。
内科、整形外科、小児科など、どの診療科でも基本的なバイタルサインとして身長を測定してもらえます。
特に健康診断や人間ドックを受ける場合は、精密な医療用身長計で正確な数値を知ることができます。
初診料はかかりますが、身長測定自体に追加料金はかからないため、健康チェックも兼ねて利用するのがおすすめです。
調剤薬局・ドラッグストアの測定コーナー
多くの調剤薬局やドラッグストアには無料の健康測定コーナーが設置されています。
大手チェーンのウエルシア、マツモトキヨシ、サンドラッグなどでは、血圧計と一緒に身長計も置かれていることが多いです。
測定は完全に無料で、薬剤師さんに相談すれば測定方法も教えてもらえます。
営業時間中ならいつでも利用可能で、処方箋を持参していなくても気軽に測定できるのが大きなメリットです。
ただし、簡易的な測定器の場合もあるため、精密さを求める場合は医療機関での測定をおすすめします。
学校・職場の健康診断での測定
学校や職場で実施される定期健康診断では必ず身長測定が含まれています。
小学校から大学まで、毎年4月から6月頃に行われる健康診断で正確な身長を知ることができます。
会社員の方は、年1回の定期健康診断で産業医による身長測定を受けられます。
健康診断の結果票には身長が明記されるため、公的な証明書類としても活用できます。
学生や会社員であれば、この機会を活用するのが最も確実で費用もかからない方法です。
公共施設・保健センターでの測定
各自治体の保健センターや保健所では、住民向けの健康相談サービスの一環として身長測定を行っています。
市区町村の健康推進課や保健福祉課に問い合わせれば、測定可能な日時を教えてもらえます。
妊婦健診や乳幼児健診の際にも身長測定が行われるため、該当する方は合わせて利用できます。
地域の健康イベントや健康フェアでも無料測定コーナーが設置されることが多いです。
住民票のある自治体の施設なら基本的に無料で利用でき、保健師による健康相談も受けられるのが特徴です。
フィットネスジム・スポーツクラブでの測定
会員制のフィットネスジムやスポーツクラブでは、初回体験や入会時に身長測定を行います。
定期的な体組成測定の一環として、身長も含めた基本的なデータを記録してもらえます。
専用の体組成分析機器を使用するため、身長だけでなく体重、体脂肪率、筋肉量なども同時に測定可能です。
会員でなくても体験入会や見学の際に測定してもらえる場合が多いです。
運動習慣を身につけたい方にとっては、身長測定をきっかけにフィットネスを始める良い機会にもなります。
2.身長測定が無料でできる具体的なスポット
全国チェーンの薬局で身長が測れる店舗
ウエルシア薬局では、店舗内の健康ステーションに身長計を設置している店舗が多数あります。
マツモトキヨシの大型店舗には、セルフ測定コーナーが併設されており、身長計も利用できます。
サンドラッグやココカラファインでも、調剤併設店舗を中心に測定機器を設置しています。
ツルハドラッグでは、北海道・東北地方の店舗で健康測定コーナーの設置率が高いです。
事前に電話で確認してから訪問すると、確実に測定できて時間の無駄がありません。
大型商業施設内の測定設備
イオンモールやアリオなどの大型ショッピングセンター内には、健康測定コーナーが設置されていることがあります。
特に高齢者向けサービスが充実している施設では、血圧計と合わせて身長計も設置されています。
百貨店の健康フロアや薬局コーナーでも測定機器を見つけることができます。
大型家電量販店のヘルスケアコーナーでは、体組成計の展示品で身長も測定できる場合があります。
ショッピングのついでに気軽に測定できるため、買い物と合わせて利用するのが効率的です。
市区町村の保健所・健康センター
東京都内の保健所では、各区の保健センターで住民向け健康相談を実施しており、身長測定も可能です。
大阪市や名古屋市などの政令指定都市では、区役所内の保健福祉センターで測定サービスを提供しています。
地方自治体の健康増進施設や老人福祉センターでも、利用者向けに測定機器を設置している場合が多いです。
子育て支援センターでは、乳幼児だけでなく保護者の身長測定も行ってもらえることがあります。
住民税を納めている自治体のサービスなので、住所確認ができれば基本的に無料で利用できます。
大学・専門学校の保健室利用方法
大学生や専門学校生なら、学校の保健室で身長測定を受けることができます。
健康診断以外の時期でも、保健室の看護師に相談すれば測定してもらえる場合がほとんどです。
体育授業やスポーツクラブ活動の一環として、定期的な身体測定が行われることもあります。
学生証を持参すれば、授業時間外でも保健室を利用できるのが一般的です。
卒業生でも、同窓会や学校行事の際に測定してもらえる可能性があるため、母校に問い合わせてみることをおすすめします。
3.身長測定時の注意点とコツ
正確な身長を測るための準備と服装
厚底の靴やヒールの高い靴は脱いで測定することが基本です。
髪の毛が盛り上がっている場合は、できるだけ平らになるよう整える必要があります。
厚手のセーターやダウンジャケットなど、ボリュームのある服装は避けましょう。
帽子やヘアアクセサリーは測定前に必ず外すことが重要です。
理想的な服装は、薄手のTシャツやブラウスなど、体型に沿った衣類です。
測定時間帯による誤差を避ける方法
身長は朝が最も高く、夕方に向かって徐々に低くなるという特徴があります。
重力の影響で背骨の椎間板が圧縮されるため、1日で1-2cm程度の変動が生じることがあります。
正確な数値を知りたい場合は午前中に測定することをおすすめします。
継続的に身長をチェックする場合は、同じ時間帯に測定することで正確な変化を把握できます。
特に成長期のお子さんの場合は、毎回同じ条件で測定することが成長記録の精度向上につながります。
身長測定で気をつけるべき姿勢のポイント
壁や身長計にまっすぐ背中をつけて立つことが最も重要です。
かかと、お尻、肩甲骨、後頭部の4点が壁に触れるよう意識しましょう。
顎を軽く引き、視線は真正面を向くのが正しい姿勢です。
両足は揃えて、体重を均等にかけて立つことがポイントです。
測定中は息を吸って胸を張り、背筋を伸ばした状態をキープしましょう。
4.自宅で身長を測る方法と代替案
家庭用身長計の選び方と使い方
アナログ式の身長計は、電池不要で長期間使用できるのがメリットです。
デジタル式なら、0.1cm単位での正確な測定が可能で、記録も残せます。
壁掛けタイプは設置が簡単ですが、床置きタイプの方が安定性が高くおすすめです。
価格帯は3,000円から15,000円程度で、精度を重視するなら医療機器認証品を選びましょう。
定期的に校正を行い、正確性を保つことが家庭用身長計使用時の注意点です。
壁を使った簡易身長測定の手順
平らな壁と水平な床がある場所を選んで測定環境を整えます。
本や定規など、まっすぐで硬いものを頭の上に水平に置きます。
壁に印をつけて、床からの高さをメジャーで測る方法が一般的です。
測定者と協力者の2人で行うと、より正確な数値を得られます。
測定は複数回行い、平均値を取ることで誤差を減らせます。
スマホアプリを活用した身長測定の精度
ARを使った身長測定アプリが数多くリリースされており、手軽に測定できます。
ただし、スマホの機種やセンサーの精度によって誤差が大きくなる場合があります。
「Measure」や「身長測定」などのアプリは、参考値として活用するレベルの精度です。
正確な身長を知りたい場合は、やはり専用の測定機器を使用することをおすすめします。
アプリでの測定結果は、あくまでも目安として考え、重要な用途には使用しないほうが安全です。
まとめ
この記事で紹介した身長測定に関するポイントをまとめると以下の通りです。
• 病院・クリニックでは診察時に正確な身長測定を受けられる
• 薬局やドラッグストアの健康測定コーナーは無料で気軽に利用可能
• 学校や職場の健康診断は年1回の確実な測定機会
• 保健所や保健センターでは住民向けサービスとして測定を実施
• フィットネスジムでは体験入会時に詳細な身体測定を受けられる
• 測定時は適切な服装と姿勢を心がけることが重要
• 朝の時間帯に測定すると最も正確な数値が得られる
• 家庭用身長計は継続的な測定に便利だが校正が必要
• スマホアプリでの測定は参考程度に留めるのが適切
身長測定は思っているよりも多くの場所で無料で行えることがわかりましたね。正確な身長を知ることは健康管理の基本でもあります。ぜひこの記事を参考に、自分に合った測定方法を見つけて、定期的な身長チェックを習慣にしてください。
関連サイト
• 厚生労働省「国民健康・栄養調査」https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
• 日本学校保健会「健康診断について」https://www.hokenkai.or.jp/