傷病手当金申請書をコンビニで印刷・郵送!セブンイレブン等での手続き方法完全ガイド

傷病手当金申請書をコンビニで印刷・郵送!セブンイレブン等での手続き方法完全ガイド

あなたは「傷病手当金の申請書が急に必要になったけど、どこで手に入れればいいの?」と困ったことはありませんか?結論、傷病手当金申請書は全国のコンビニで24時間いつでも印刷できます。この記事を読むことで、コンビニでの印刷方法から申請書の書き方、提出までの完全な手順が分かるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1.傷病手当金申請書をコンビニで印刷する方法

1.傷病手当金申請書をコンビニで印刷する方法

対応コンビニ一覧(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)

全国のコンビニで傷病手当金申請書が印刷できるのをご存知でしょうか。

協会けんぽが提供するネットプリントサービスにより、以下のコンビニエンスストアで申請書を入手できます。

セブンイレブン:全店舗のマルチコピー機で対応
ローソン:マルチコピー機設置店舗で利用可能
ファミリーマート:全店舗で印刷サービス提供
ミニストップ:マルチコピー機設置店舗で対応

24時間営業の店舗なら深夜や早朝でも印刷可能なため、急な病気やケガで申請書が必要になった時でも安心です。

自宅にプリンターがない方や、会社から申請書をもらう時間がない方にとって、コンビニ印刷は非常に便利なサービスといえるでしょう。

ネットプリントサービスの利用手順

コンビニでの印刷手順は、利用するコンビニによって若干異なります。

セブンイレブンの場合:

  1. マルチコピー機の画面で「ネットプリント」を選択
  2. 「申請書等を印刷」をタップ
  3. 画面の指示に従い「協会けんぽ」を選択
  4. 申請書一覧から「傷病手当金支給申請書」を選択
  5. 印刷設定を確認し、料金を投入して印刷開始

ローソン・ファミリーマート・ミニストップの場合:

  1. マルチコピー機で「行政サービス」を選択
  2. 「申請書等印刷サービス」をタップ
  3. 「協会けんぽ」を選択
  4. 「健康保険給付の申請書」から「傷病手当金支給申請書」を選択
  5. 印刷料金を支払い、印刷を実行

操作に迷った場合は、各コンビニの店員に相談すれば丁寧に教えてもらえます

印刷料金と必要な枚数

傷病手当金申請書の印刷には1枚あたり20円の料金がかかります。

申請書は通常A3サイズで4ページ構成となっており、以下の枚数が必要です。

• セブンイレブン:A3用紙2枚(計40円)
• ローソン・ファミマ・ミニストップ:A3用紙2枚(計40円)

自宅でのダウンロード印刷は無料ですが、A3対応プリンターがない場合はA4サイズで印刷し、後でA3に拡大コピーする必要があります。

コンビニ印刷なら正規サイズで一度に印刷できるため、手間と時間を大幅に節約できます。

印刷時の注意点とトラブル対処法

コンビニ印刷を利用する際は、以下の点にご注意ください。

印刷前の確認事項:

• 小銭(10円硬貨)を十分に準備しておく
• 申請書の種類を間違えないよう慎重に選択する
• 印刷後は内容と枚数を必ず確認する

よくあるトラブルと対処法:

印刷が途中で止まった場合:店員に相談し、機械をリセットしてもらう
料金を入れたのに印刷されない場合:レシートを保管し、店員に状況を説明する
印刷品質が悪い場合:別の機械で再印刷するか、店員に相談する

印刷した申請書は折り曲げずに持ち帰ることをおすすめします。

2.傷病手当金申請書の基本知識

2.傷病手当金申請書の基本知識

傷病手当金とは何かを分かりやすく解説

傷病手当金は、業務外の病気やケガで働けなくなった時に受けられる給付です。

健康保険制度の一環として提供されるこの制度は、療養中の生活保障を目的としています。

支給条件は以下の4つすべてを満たす必要があります:

• 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
• 仕事に就くことができないこと
• 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けないこと
• 休業した期間について給与の支払いがないこと

支給額は標準報酬日額の3分の2相当額で、最長1年6ヵ月まで受給できます。

例えば月給30万円の方なら、1日あたり約6,700円が支給される計算になります。

申請書の種類と選び方

傷病手当金の申請には「健康保険傷病手当金支給申請書」を使用します。

この申請書は全国共通の様式で、以下の特徴があります。

A3サイズの4ページ構成(表裏2枚)
• 本人記入欄、医師証明欄、事業主証明欄で構成
• 手書き用と入力用の2種類が用意されている

間違えやすい類似書類:

• 療養費支給申請書(医療費の立替払い用)
• 高額療養費支給申請書(高額医療費の還付用)
• 出産手当金支給申請書(出産による休業用)

「傷病手当金支給申請書」を正確に選択することが重要です。

申請に必要な書類一覧

傷病手当金の申請には、申請書以外にも以下の書類が必要な場合があります。

基本的に必要な書類:

• 傷病手当金支給申請書(完全記入済み)
• 本人確認書類のコピー
• 振込先口座の通帳コピー

場合によって必要な書類:

• 診断書や意見書(初回申請時)
• 勤怠記録や給与明細(事業主が証明に使用)
• 障害年金や労災給付の受給証明書(他の給付を受けている場合)

書類に不備があると審査が遅れるため、提出前に必要書類を漏れなく準備しましょう。

申請期限と時効について

傷病手当金には2年間の時効があります。

時効の起算日は「労務不能であった日ごとにその翌日」となるため、休業開始日から2年以内に申請する必要があります。

例えば、2025年4月1日から休業した場合、2027年4月1日までに申請を完了させる必要があります。

申請が遅れるリスク:

• 時効により給付を受けられなくなる可能性
• 医師の記憶が曖昧になり証明書作成が困難になる
• 会社側の記録保存期間を過ぎる場合がある

休業期間中は定期的に申請を行うことで、確実に給付を受けられます。

3.申請書の記入から提出までの完全手順

3.申請書の記入から提出までの完全手順

本人記入欄の書き方とポイント

申請書の本人記入欄は正確かつ丁寧に記入することが重要です。

基本情報の記入方法:

氏名:健康保険証と同じ漢字で記入
生年月日:西暦で記入(例:1990年4月15日)
住所:住民票の住所を正確に記入
電話番号:日中連絡可能な番号を記入

給付金振込先の記入:

金融機関名・支店名:正式名称で記入
口座種別:普通・当座の別を明記
口座番号:7桁で記入(不足分は前に0を記入)
口座名義:申請者本人の名義に限る

病気・ケガの詳細記入:

発症日:症状が現れた日を記入
病名:医師の診断に基づいて正確に記入
療養状況:自宅療養・入院の別を明記

記入時の注意点:

黒色のボールペンまたは万年筆で記入
• 修正液・修正テープは使用せず、二重線で訂正
印鑑は認印で可(シャチハタ不可)

医師による証明欄の依頼方法

医師証明欄の記入は労務不能であることの医学的根拠を示すため必須です。

医師への依頼手順:

  1. 診察時に申請書を持参し、証明欄の記入を依頼
  2. 症状の詳細と就業困難な理由を医師に説明
  3. 記入完了までの期間を確認(通常1週間程度)
  4. 証明書作成料(3,000円~5,000円程度)を支払い

医師証明で重要なポイント:

労務不能期間:医学的根拠に基づいた期間設定
症状の程度:就業に支障をきたす具体的な症状
治療方針:今後の治療計画と見通し

注意すべき点:

オンライン診療では証明書作成を断られる場合がある
精神科系の疾患では詳細な症状説明が特に重要
整形外科系の疾患では画像診断結果も参考にされる

医師との良好な関係を保ち、適切な証明を受けることが給付につながります。

事業主証明欄の手続き

事業主証明欄は勤務先の人事担当者または総務担当者が記入します。

会社側で証明される内容:

雇用形態と勤務状況:正社員・契約社員等の区分
休業期間中の給与支払い状況:有給・無給の別
健康保険の加入状況:資格取得日と被保険者番号
休業承認の経緯:休業届の提出日と承認日

従業員が準備すべきもの:

• 記入済みの申請書(本人欄・医師欄完了分)
• 診断書のコピー(会社保管用)
送付状(申請書に添えて提出)

会社への提出方法:

郵送:簡易書留または特定記録郵便で送付
直接持参:人事部窓口での手渡し
メール:スキャンデータでの送付(要事前確認)

処理期間は通常1週間程度ですが、会社の規模や業務状況により前後する場合があります。

提出方法と提出先の確認

完成した申請書は協会けんぽの各都道府県支部に提出します。

提出方法の選択肢:

郵送:最も一般的で確実な方法
窓口持参:直接提出で即座に受付確認可能
オンライン提出:一部の健康保険組合で対応開始

郵送時の注意点:

簡易書留または特定記録郵便での送付を推奨
クリアファイルに入れて書類の汚損を防止
送付先住所を協会けんぽ公式サイトで再確認

提出後の流れ:

  1. 受付確認:提出から1週間以内に受付通知
  2. 審査期間:2週間~1ヵ月程度で審査完了
  3. 支給決定:承認後1週間程度で指定口座に振込

審査状況は電話で確認可能ですが、個人情報保護のため本人確認が厳格に行われます。

4.コンビニ印刷以外の申請書入手方法

4.コンビニ印刷以外の申請書入手方法

協会けんぽ公式サイトからの無料ダウンロード

最も経済的な方法は公式サイトからの無料ダウンロードです。

協会けんぽの公式ウェブサイトでは、24時間いつでも申請書をダウンロードできます。

ダウンロード手順:

  1. 協会けんぽ公式サイト(kyoukaikenpo.or.jp)にアクセス
  2. 「申請書」メニューから「健康保険給付の申請書」を選択
  3. 「傷病手当金支給申請書」をクリック
  4. 手書き用またはPDF入力用を選択してダウンロード

自宅印刷時の設定:

用紙サイズ:A3推奨(A4の場合は拡大コピー要)
印刷品質:標準以上(文字が読みやすくなるため)
両面印刷:設定可能な場合は両面印刷を選択

メリット・デメリット:

メリット:完全無料、いつでもダウンロード可能
デメリット:A3プリンター必要、インク代がかかる

会社の人事部からの受け取り

勤務先の人事部や総務部でも申請書を入手できます

多くの企業では従業員の福利厚生の一環として、各種申請書を常備しています。

受け取り方法:

直接受け取り:出勤日に人事部窓口で受領
郵送依頼:休業中の場合は自宅への郵送を依頼
同僚経由:信頼できる同僚に代理受け取りを依頼

会社から受け取るメリット:

無料で入手可能
記入方法の指導を受けられる場合がある
提出時の事業主証明がスムーズ

注意すべき点:

• 会社独自の書式を使用している場合がある
• 休業中は受け取りのタイミングが限定される
個人情報の取り扱いについて事前確認が必要

各支部窓口での直接受け取り

協会けんぽの各都道府県支部窓口でも申請書を無料配布しています。

受付時間と場所:

平日8時30分~17時15分(土日祝日・年末年始除く)
• 各都道府県庁所在地および主要都市に支部設置
電車やバスでアクセスしやすい立地が多い

窓口受け取りのメリット:

記入方法の詳細な説明を直接受けられる
提出時の注意点を事前に確認できる
他の給付制度についても相談可能

持参すべきもの:

健康保険証(本人確認のため)
印鑑(念のため持参推奨)
メモ帳(説明内容を記録するため)

事前に電話確認することで、確実に申請書を受け取れます。

郵送での取り寄せ方法

協会けんぽ支部に電話連絡することで、申請書の郵送取り寄せが可能です。

取り寄せ手順:

  1. お住まいの都道府県支部に電話連絡
  2. 傷病手当金申請書の郵送を依頼
  3. 住所・氏名・電話番号を正確に伝える
  4. 発送から到着まで2~3日程度を見込む

郵送取り寄せの特徴:

送料無料で自宅に配送
複数部数の取り寄せも可能
記入例や説明資料も同封される場合が多い

急ぎの場合の代替方法:

速達郵便での配送依頼(送料自己負担)
FAX送信での仮受付(後日原本郵送)
メール添付でのPDFファイル送付

最も確実で丁寧な対応を受けられる方法として多くの方に利用されています。

まとめ

この記事でお伝えした傷病手当金申請書のコンビニ印刷について、重要なポイントをまとめます。

• 全国のコンビニ(セブン・ローソン・ファミマ)で24時間印刷可能
• 印刷料金は1枚20円、申請書は通常2枚で計40円
• ネットプリントサービスを利用した簡単な操作で印刷
• 申請書は本人・医師・事業主の3つの証明欄で構成
• 時効は2年間なので早めの申請が重要
• コンビニ印刷以外にも無料ダウンロードや窓口受け取りが可能
• 記入時は黒ペン使用、修正テープ不可の注意点
• 提出は郵送が一般的、簡易書留推奨
• 審査期間は2週間~1ヵ月程度
• 給付額は標準報酬日額の3分の2相当額

病気やケガで働けなくなった時、傷病手当金は生活を支える重要な制度です。申請書の入手から提出まで、この記事の内容を参考に適切な手続きを進めてください。一日も早い回復と、安心できる療養生活を心よりお祈りしています。

関連サイト
全国健康保険協会(協会けんぽ)公式サイト
厚生労働省 – 健康保険制度の概要

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